スマホ症候群とは??
スマホ症候群とは、スマホ(スマートフォンなどの携帯情報端末)を長時間使用し続けることにより起こす、肩こりや首こり、眼精疲労やドライアイ、視力低下などの目に起こる症状、手の痺れや腱鞘炎により肘や手指の痛みの症状を総称して呼ばれます。また、症状が軽く自覚がない場合もあります。
この症候群の主な原因は「スマホを見る姿勢」です。スマホを操作する際、姿勢がうつむきがちになっていませんか?うつむきがちな姿勢が続いてしまうと首の骨の角度が変わりストレートネックという体の歪みに繋がるのです。正常な人の首の前湾角度は30~40度ですが、ストレートネックの方はこの前湾角度が30度以下になってしまいます。そのため、頭痛、首の痛み、肩こり、めまいなどの症状に繋がります。
また、ストレートネックだけでなく、スマホ肩、スマホ肘、スマホ小指などがあります。
スマホ肩
スマホを持つときには肩が前に行き、上に上がった状態になっており、この状態の姿勢を続けることで肩に負担がかかることをいいます。首こり、肩こり、背中のこり、腕の痺れなどを引き起こす危険性があります。さらに、四十肩の原因もなる恐れがあります。
スマホ肘(スマホエルボー)
スマホ肘とは肘が曲がった状態で固まり神経障害などを起こすことをいい、
テニス肘やゴルフ肘の症状に似た肘の痛みや腕が痺れたりといった症状が現れます。
スマホ小指
スマホを持つときに、落とさないようにスマホの下の方を小指に乗せて持っていませんか?
長時間・長期間この持ち方をすることで小指に負担がかかり変形してしまう恐れがあるのです。
2人に1人がスマホ利用者!利用時間も年々増加
今やスマートフォン(スマホ)の国内普及率は約50%。つまり2人に1人がスマホを持ち、さらに10代~50代に限れば、60%超の人がスマホを利用していると言われています。
1日の利用時間は、平均「約1時間50分」。最近ではメールや電話だけでなく、SNS系やニュースなどの情報系といった、スマホならではのアプリケーションを使う時間が長いようです。こういった便利な機能は、朝の起床から通勤・通学、会社や学校、そして就寝するまで、あらゆる場面で使われ、スマホ利用時間は年々増える一方と言えます。
「スマートフォン症候群」とは?
スマホの長時間の使用により生じる、肩こりや首のこり、腱鞘炎、眼精疲労、視力低下、ドライアイなどの症状の総称が『スマートフォン症候群』(スマートフォン症候群)。
スマホの利用に関しては、こういった身体の直接的な不調だけでなく、「スマホがないと不安を感じる」など、『スマホ依存症』も問題になっています。
スマートフォン症候群チェック
以下のチェック項目に当てはったスマホ利用者の方は、スマートフォン症候群の恐れも!
•スマホやパソコン使用で肩こりや首こりを感じる。
•1日1時間以上スマホを利用する。
•目が疲れやすい。
•首を後ろに倒すと痛みがある。
•猫背である。
•頭痛持ちだ。
•肩が上がらない。
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