頚は、頚椎と呼ばれる7つの骨により構成されています。
頚椎の加齢による椎間板の変性(老化現象)や靭帯が厚く硬くなることなどにより、頚部の痛みなどの症状が現れるようになったものを「頚椎症」と呼んでいます。
神経根や脊髄が圧迫されます。そのため頚や肩甲骨付近に痛みを感じます。頚肩から腕や手にかけて痛みやしびれを生じることもあります。
主に①痛み止め療法、②理学療法(電気・マッサージ・ストレッチ)です。
まず痛み止め療法ですが、鎮痛剤やシップがそれにあたります。 血流を改善する薬が併用されることもあります。
忘れてはならない大切な点が1つあります。痛み止めは一時的に楽になるかもしれません。
しかし効果はあくまでも一時的です。症状としての痛みを抑えながら、体が 自然と回復するのを待つと言うことになります。
また痛み止めと同時に胃薬を受け取ったことはありませんか?消化器系に負担のかかる治療と言えます。
一般的には温めたり電気をかけたり、もみほぐしを行います。
これらで十分に改善することができます。しかし、症状が変わらない、改善しないなら「全く違う視点」の治療が必要となりす。
当院は頸椎症の原因として下記を挙げることができるます。
◆加齢に伴う頸椎の変形
◆姿勢不良(猫背)
◆長時間のスマホやPC
最もメインの原因として、加齢に伴う頸椎の変形を挙げることができます。
それに加えて普段の姿勢の悪さ(猫背)などの生活習慣も頸椎症の発症の要因となることがあります。例えば、スマホやPCを使用する際に不適切な姿勢を続けることで首への過度の負担がかかります。
パソコン画面を使用する際に首を反らせて長時間使用することも原因の一つになり得ます。