

Blog記事一覧 > 2月, 2025 | 埼玉県春日部市中央 ケアメディカル鍼灸整骨院の記事一覧
交通事故証明書とは? / 取得方法について
[事故後の対応]
交通事故が起きた場合に警察へ連絡して調書を作成してもらいますが、作成されたものに基づいて発行されるのが交通事故証明書です。
事故が起きた際に必ず警察へ連絡しましょう。
交通事故証明書が無いと法的に事故が起きたことを立証することができず、被害者請求や後の訴訟で事故の存在を証明する法的な物証が無いことになります。
加害者から事故の存在自体を否定されかねません。
・故照事会番号:管轄の警察署 第〇〇号
・発生日時:日付と明確な時間が記載
・発生場所:路上でも直近の住所が適用される
次は甲と乙に分かれてそれぞれの基本情報が記載されます。
警察の調書に基づいて過失の程度が高いほうが「甲」、低いほうが「乙」になります。
・住所:免許証記載の住所、電話番号
・氏名:フルネームと片仮名の振り仮名
・生年月日:和暦の日付と性別が記載
・車種:自家用(相手側は普通貨物自動車と記載あり)
・車両番号:車のナンバープレートの情報
・自賠責保険関係:有無と保険会社名
・証明書番号:自賠責保険に各々割り振られているID
・事故時の状態:“運転・同乗・歩行・その他”の該当部分に◯が付く
事故類型という欄があり、車両相互の部分には(正面衝突・側面衝突・出合い頭衝突・接触・追突・その他)の欄があります。
各県には交通事故安全センターと言うものがあり、そこで取得できますが全国どこでも対応しています。
旅行中の事故など他県で起きたものでも近くのセンターで申請できますが後日郵送となります。
申請できる人は事故の加害者/被害者に加えて利益を受ける権利のある人(被害者の遺族等)も取得可能です。
人身事故の場合は事故後5年で発行できなくなります。
いつか必要になるものなので、早めに取得しておくのがよいでしょう。
申請用紙自体は近所の警察署や交番にも置いてあります。
センターが遠方の場合は郵便振替でも申請できますし、サイトからでも申請できます。
ただし、サイトからの申請は色々と条件がありますのでHPを確認しましょう。
頭痛がひどくなっている
むちうちの症状で頭痛が強く出てくるケースがあります。
脳神経外科や頭痛外来、整形外科、クリニックや、鍼灸院、整骨院などの治療院といったさまざまな場所で治療をおこなっております。
むちうちのときにでる頭痛で特に多いのは筋肉の緊張性頭痛で事故の衝撃や首の痛みによるストレスや緊張などによる原因です。
肩の僧帽筋、首の胸鎖乳突筋、後頭下筋群、板状筋、頭や顔にある前頭筋、側頭筋や表情筋などの持続的収縮が生じ
痛み⇒交感神経興奮⇒筋の血流低下・筋緊張増大⇒循環不全⇒痛みこういった悪循環が回り続けることにより頭痛の治りが悪くなっていると言われています。
血行不良や筋肉の緊張はレントゲンには写らないのです。
そのため、病院では異常なしと言われた方にも頭痛で苦しんでおられる方はたくさんおられます。
むち打ちによる頭痛を効果的に改善させていくためには、レントゲンの診断に影響されることなく、頭痛の原因になっている筋肉を割り出し、治療することが必要です。
大切なのは、専門家のいる医療機関で治療を受けるということです。
ご自身で処置をしてしまい悪化させてしまうという例もありますので、些細な症状でも必ず医療機関を受診するようにしてください。
後脛骨神経は内くるぶしの後ろを通ります。
その内くるぶしと、踵骨をまたぐ屈筋支帯と呼ばれるバンドの中を後脛骨神経が通ります。
その屈筋支帯と骨との間で構成されたトンネルを「足根管」といいます。
また、動脈や静脈も後脛骨神経の傍を走っています。
後脛骨神経が圧迫されるようなことが起こると、足の裏がしびれるという症状が起こります。
足根管症候群の原因はガングリオンによる神経の圧迫や、静脈瘤によるものが多く見られます。
ハッキリとした原因はわからないのですが、きつい靴を履いて歩き回ったりすると屈筋支帯周囲の内圧が高くなり症状が出る場合もあります。
中には、スポーツによって生じるものもあります。
足の裏がしびれていつまでも変わらない場合、腰椎由来の原因の場合もありますが、足根管症候群も疑ってみてください。
当院の施術は、温熱治療、整体、マッサージ、テーピング、超音波治療、鍼灸治療など体の状態に合わせて施術していきます。
あきらめずにご相談下さい。
こちらの症状に対してのオススメコース!!
・筋肉骨格コース
・ほぐし・整体+超音波コース
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頭痛でまずもっとも起こりやすいタイプの頭痛は、「緊張型頭痛」です。
頚椎の配列が悪いと頚部の筋肉に負担がかかり、頭から首、肩にかけての筋肉が緊張し、血流が悪くなると疲労物質が筋肉にたまり、神経を刺激して痛みが起こります。
筋肉の緊張は、長時間同じ姿勢をとり続けたり、心配や不安などの精神的なストレスが原因で起こりやすくなります。
また、眼精疲労や歯の噛み合わせ、メガネによる圧迫、高さの合っていない枕なども原因となることがあります。
・頭痛の薬が手放せない
・ズキズキ頭に響く
・眼の奥やこめかみが痛くなる
・肩凝りがひどくなると頭痛が起きる
・ムチ打ちなど怪我して以来、定期的に頭痛が発生する
・朝起きると頭が痛い・天気や気候の変動で頭が痛くなってしまう
・病院で偏頭痛と診断されている
・子育てによる疲労なのか頭が痛い
・生理前に痛くなる
などの症状があり、また病院で診察を受けるも改善しない、長年の症状で諦めている。
原因不明の頭痛の80%以上は、首から来ていると言われています。
首からの頭痛にも色々な原因があります。(肩こり・骨・関節のずれなど)
頚椎は7個の背骨が積木の様に並んでいてそれぞれの間に背骨と背骨をつなぐ関節や椎間板など1ミリ~数ミリしか動かない関節が存在します。
頚椎回りの関節が引っかかって動きが悪くなると、今度は他の関節でカバーしてあげなくてはならない為、連鎖的に他の関節も正しい動きを失ってしまいます。
この時点で、身体のゆがみは起こっています。
特に、首の上位にある環椎・軸椎は捻じれが起きやすく異常な状態をそのままにしておくと、歪んで捻れた所が椎 骨動・静脈を圧迫したり、関節の中にある受容器が興奮し、頭痛・耳鳴り・めまいの原因となります。
一度頭痛が起こると、痛みによって筋肉のこりや血流の悪さがますます増幅され、頭痛がひどくなっていつまでも続く、という悪循環に陥ることになります。
また、頭痛は誰もが経験したことのあるありふれた症状。
当院では、頭痛の根本的な原因から突き止め即効性のある治療を行っております。
当院では、根本的な背骨の原因(ゆがみ、ズレ)から治療し早期回復させます。 是非ご相談ください。
こちらの症状に対してのオススメコース!!
・ほぐし・整体+鍼灸コース
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春日部市ケアメディカル鍼灸整骨院では、患者様に安心して施術を受けていただくために以下の対策を行なっております。
・患者様お一人お一人の施術の後は、必ず手を洗い・手指のアルコール消毒を行い常に清潔を保つよう心がけています。
・患者様が使用した後の施術ベッドは1回1回アルコール消毒を行い、うつ伏せの際には、お一人ずつ使い捨てのフェイスペーパーを使用しております。
・患者様やスタッフが手を触れる所
(待合室、トイレの取手、スリッパ、荷物カゴ、受付)などこまめにアルコール消毒を行っております。
・院内の感染予防対策として、定期的に院内の換気を行っています。
受付にアルコール消毒液を用意しております。
来院の前後には手指のアルコール消毒をお使いくださいませ。
よろしくお願いいたします。
〒344-0067
埼玉県春日部市中央1-7-20 第五熊谷ビル1階
※当院は専用の駐車場がございませんので、近隣のタイムズをご利用の患者様に100円分の駐車券をお渡ししております。
お車でご来院のお客様はお会計の際に申し付け下さい。
月曜日~金曜日
10時~19時30診療受付
土曜日
10時~17時30受付
日曜日、祝日
10時~14時受付
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お盆、年末年始
☎:048-752-7665
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バスケットボールによる怪我には足首の捻挫や、膝の靭帯損傷、突き指、肩の脱臼など全身に可能性があります。
ジャンプ動作が多いスポーツですので、膝に負担がかかってしまっていたり、着地したときに失敗して足首を捻ってしまうということが多いのです。
スポーツによる怪我は100パーセント防ぐことはできません。
ちょっとした痛みだったら我慢してしまってそのままプレイを続行されるというプレイヤーも多いのですが、後になってからかなり大きく腫れてしまったり、痛みが強くなってきてしまうということも多いです。
一度の捻挫で何十年も苦しむ方もいます。
バスケットボールによる怪我を負ってしまった際には、早めに練習をストップして春日部ケアメディカル鍼灸整骨院までご来院ください。
また、バスケットボールによる怪我の中には、ジャンパーズニーという障害もあります。
これはジャンプをする際の膝の曲げ伸ばしが繰り返されることによって起こるものです。
ジャンプは、バスケットボールプレイヤーには欠かせない動作ですので、知らず知らずのうちに膝が損傷してしまっているということもありますので注意しましょう。
春日部ケアメディカル鍼灸整骨院での治療は、全身のバランスを診て正しい身体の使い方が出来るように調整もおこなっていきます。
そのため、バスケットボールによる怪我をしにくい身体作りにもつながります。
クリックやタップすると記事が読めます。
頭痛でまずもっとも起こりやすいタイプの頭痛は、「緊張型頭痛」です。
頚椎の配列が悪いと頚部の筋肉に負担がかかり、頭から首、肩にかけての筋肉が緊張し、血流が悪くなると疲労物質が筋肉にたまり、神経を刺激して痛みが起こります。
筋肉の緊張は、長時間同じ姿勢をとり続けたり、心配や不安などの精神的なストレスが原因で起こりやすくなります。
また、眼精疲労や歯の噛み合わせ、メガネによる圧迫、高さの合っていない枕なども原因となることがあります。
・頭痛の薬が手放せない
・ズキズキ頭に響く
・眼の奥やこめかみが痛くなる
・肩凝りがひどくなると頭痛が起きる
・ムチ打ちなど怪我して以来、定期的に頭痛が発生する
・朝起きると頭が痛い・天気や気候の変動で頭が痛くなってしまう
・病院で偏頭痛と診断されている
・子育てによる疲労なのか頭が痛い
・生理前に痛くなる
などの症状があり、また病院で診察を受けるも改善しない、長年の症状で諦めている。
原因不明の頭痛の80%以上は、首から来ていると言われています。
首からの頭痛にも色々な原因があります。(肩こり・骨・関節のずれなど)
頚椎は7個の背骨が積木の様に並んでいてそれぞれの間に背骨と背骨をつなぐ関節や椎間板など1ミリ~数ミリしか動かない関節が存在します。
頚椎回りの関節が引っかかって動きが悪くなると、今度は他の関節でカバーしてあげなくてはならない為、連鎖的に他の関節も正しい動きを失ってしまいます。
この時点で、身体のゆがみは起こっています。
特に、首の上位にある環椎・軸椎は捻じれが起きやすく異常な状態をそのままにしておくと、歪んで捻れた所が椎 骨動・静脈を圧迫したり、関節の中にある受容器が興奮し、頭痛・耳鳴り・めまいの原因となります。
一度頭痛が起こると、痛みによって筋肉のこりや血流の悪さがますます増幅され、頭痛がひどくなっていつまでも続く、という悪循環に陥ることになります。
また、頭痛は誰もが経験したことのあるありふれた症状。
当院では、頭痛の根本的な原因から突き止め即効性のある治療を行っております。
当院では、根本的な背骨の原因(ゆがみ、ズレ)から治療し早期回復させます。 是非ご相談ください。
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円形脱毛症の原因は、ストレスからくる自律神経の失調によるものが多く、頭皮と同時に自律神経失調 も治療することが重要です。
円形脱毛症は、頭髪が円形または楕円形の脱毛が突然発症するもので、その大きさ、数は 人によって様々です。
頭髪以外にも髭 眉毛なども抜けてしまう場合もあります。
現代の医学では確かな原因は解明されていないので、なんらかのストレスがきっかけになる場合が多い様です。
本人がストレスに気実際には家庭内、対人関係、仕事などでの問題をかかえていることが多いことと、脱毛を気にしすぎることが更に大きなストレスになってしまい、症状をより悪化させることになってしまいます。
円形脱毛症はその症状の一つにすぎないと考えていただきたいのです。
円形脱毛症は、脱毛している頭皮だけが悪いのではなく、ストレスなどの原因により自律神経が失調し、からだの元気が低下してしまい、たまたま頭皮に症状が出ている人が多いです。
人によっては不眠症だったり、頭痛であったりするが、個人差があり体質の違いによって円形脱毛という症状になり、体が危険な信号を出しているのをアピールしているのだと考えてください。
春日部市のケアメディカル鍼灸整骨院での治療は、円形脱毛症の部分に鍼灸治療をしています。
また症状に対してのみではなく身体全体の状態を脈、舌、腹部などから把握し一人一人にあった施術をご提案させていただきます。
こちらの症状に対してのオススメコース!!
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春日部市ケアメディカル鍼灸整骨院では、患者様に安心して施術を受けていただくために以下の対策を行なっております。
・患者様お一人お一人の施術の後は、必ず手を洗い・手指のアルコール消毒を行い常に清潔を保つよう心がけています。
・患者様が使用した後の施術ベッドは1回1回アルコール消毒を行い、うつ伏せの際には、お一人ずつ使い捨てのフェイスペーパーを使用しております。
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よろしくお願いいたします。
自覚的耳鳴りの原因には、全身的な疾患や薬の副作用、またはストレスや疲労で起こることもあり3つに分類されます。
内耳、聴神経、聴覚中枢(脳幹、大脳皮質)に障害があることが原因となるものをいいます。内耳炎、メニエール病、老人性難聴、突発性難聴、騒音性難聴、聴神経腫瘍などがこれにあたります。また、ストレイプトマイシン、シンプラチンなどの抗がん剤などの薬物は内耳を冒し、耳鳴りを生じさせます。
低血圧や高血圧など循環器系の病気や、血液・リンパ系動脈硬化、糖尿病、さらに脳神経系の疾患に伴って耳鳴りが現れるものをいいます。
心身のストレスによって耳鳴りが起きたり、増殖して感じたりすることがあります。
また、生理的耳鳴りの原因は、無音状態により鼓膜が緊張することにあり、他覚的耳鳴りの原因は、耳の周囲の不調(顎関節症や顎の筋肉の腫れなど)にあります。
耳鳴りとは、外界から音が耳に入っていないのに関わらず音を感じる症状をいいます。
多くは耳の病気と一緒に起こりますが、全身的な病気によるものや、心理的な要因がきっかけで耳鳴りを生じていることもあります。
健康な方にも感じるものです。たとえば、まったく音のない環境(防音室や無音室)や、夜など周囲が極めて静かなときに「シーン」と感じるものです。これは聴覚の異常ではありません。
耳の機能に特に異常がないにも関わらず、片側もしくは両耳で、特定の音をうるさく感じるもので、ときどき、または続けて鳴ります。耳鳴りを訴える人のほとんどがこのタイプです。
まれに口の周囲の筋肉や耳の中の骨、筋の収縮音、中耳の貯留液の動く音、血管の雑音などを耳鳴りとして感じることです。
耳鳴りに対する鍼治療の効果に関しては、症状が起きたらすぐに治療を始めることが大切です。耳鳴りの種類や患者さまの疲れ具合、ストレスの状況などによって違いは見られますが、発症してすぐの鍼治療ではかなりの確率で症状を止めることができます。なるべく早期の受診をおすすめします。
ケアメディカル鍼灸整骨院では、鍼灸治療を中心に整体、ほぐし治療、骨格矯正など様々な治療で耳鳴りの施術をします。病院へ行っても治らない症状は是非一度ご相談下さい。
雪が降った時に運転は雨が降る以上に慎重に運転をしないといけません。
道路に雪が入り、ブレーキをかけた時やハンドルをきった時にタイヤがスリップして、滑っていきます。
運転手や乗っている方は滑ってしまいハンドルをきろうとしてもパニックになり、追突や反対車線に乗り上げてしまったり、ガードレールにぶつけてしまう事があります。
特に雪が降った後の翌日の朝は、凍ってしまい氷の上を運転しないといけません。
さらに事故の確率が高まってきます。
タイヤをスタットレスタイヤに変えて、滑り止めが付いているタイヤにしましょう。
冬のシーズンの交通事故は多くなってきます。玉突き事故やスリップ事故が多く何人も事故で治療される方が増えます。
【当院の施術】
春日部市のケアメディカル鍼灸整骨院では、雪の日の交通事故後の体の治療に力を入れています。
超音波治療/鍼灸治療/整体/ストレッチ/マッサージ/手技療法/運動療法/温熱療法/カッピング療法など幅広い治療で施術をしていきます。
交通事故に合われた時は、必ず警察に連絡をして事故処理をしてもらい、後日保険会社へ連絡してケアメディカル鍼灸整骨院への治療を伝えて下さい。
宜しくお願い致します。
膝の安定性を保つ前十字靱帯が、緩んだり断裂したりすることを「前十字靱帯損傷」といいます。
受傷直後は痛みで動けなくなることがほとんどですが、時間が経つにつれて症状が改善するため、通院を中断してしまう方は少なくありません。
また、損傷の程度によっては診断が難しい場合もあり、前十字靱帯損傷が見逃されてしまうケースもあります。
私たちの膝は主に、「内側側副靱帯・外側側副靱帯・前十字靱帯・後十字靱帯」の合計4つの靱帯によって支えられています。
これらのうち「前十字靱帯」は、脛骨(すねの骨)が前方向にずれることを防いだり、膝のねじれを制御したりするなど、膝の安定性を保つうえでの重要な役割を担っています。
この前十字靱帯が緩んだり、一部または完全に断裂したりすることを「前十字靱帯損傷」と呼びます。
前十字靱帯損傷はどのようにして起こるか。
前十字靱帯損傷は、スピードの緩急があるスポーツで起こることが多いです。
典型例としては以下のようなスポーツが挙げられます。
など受傷起点として、ダッシュ時の急な方向転換、ジャンプの着地時など。
前十字靱帯損傷は、ダッシュをしているときに急な方向転換をしたり、ジャンプから着地の際に捻ったりしたときに起こりやすいです。
また、これらの動作に伴い、膝を内側に捻る「外反、外旋」の肢位(大腿骨内旋、脛骨外旋)をとったときに、前十字靱帯損傷が起きてしまうケースが多々あります。
そのほか、他人と接触して膝に直接的に衝撃が加わることで受傷することもあります。
半月板や内側側副靱帯、後十字靱帯の損傷が起こることもあります。
前十字靱帯損傷が起きるようなシーンでは、近接したほかの組織にも大きなストレスが加わります。
前十字靱帯だけでなく、それらも同時に損傷する「複合損傷」が起こることがあります。
主な複合損傷としては、前十字靱帯と半月板の複合損傷が挙げられます。また、この複合損傷に加えて内側側副靱帯も損傷してしまうこともあり、「unhappy triad(アンハッピー トライアド):不幸の三徴候」と呼ばれています。
そのほか、頻度としては少ないですが、後十字靱帯を損傷することもあります。
受傷直後の症状――激しい痛み、関節内の出血
前十字靱帯損傷が起きた直後は、激しい痛みで動けなくなることが多いです。その際、「ぶちっ」という鈍い断裂音(ポッピング音)が聞こえることもあります。
受傷後は、膝関節内血腫が約70%に生じます。
そのため、受傷直後に動くことができていた方であっても、時間が経つにつれて痛みや腫れが強くなり、だんだんと動くことができなくなってきます。
ただし、損傷の程度によっては、出血が起こらないこともあります。
このような場合には、検査をしても診断がつきづらく、前十字靱帯損傷が見逃されてしまうケースも少なくありません。
2〜3週間後の症状――痛みや腫れが改善して歩行可能となる。
受傷から約2〜3週間が経過すると、膝関節内に溜まっていた血液が自然と体内に吸収されてくるにつれて、痛みや腫れが治まってきます。
歩くことも可能となり、日常生活に支障がない程度にまで改善することも多いです。
しかし、症状が改善したからといって、前十字靱帯損傷が治ったわけではありません。
前十字靱帯は関節内に浮いた状態であるため、血液が供給されづらく、生体自身の力で修復することは困難です。
そのため、一度損傷した前十字靱帯は、手術で新しく作り直さない限り治ることは難しいといわれています。
前十字靱帯損傷を放置すると膝が安定性を失い、頻回に膝崩れなどが起こる。
冒頭でもお話しした通り、前十字靱帯は膝の安定性を保つために非常に重要な役割を担っています。
そのため、前十字靱帯を損傷したまま放置しておくと、膝の緩みが残った状態になります。
具体的には、膝崩れといって頻回に膝が「がくっ」と崩れ落ちたり、膝があらゆる方向にねじれやすくなったりします。
特にスポーツ選手では、これらの症状によって本来のパフォーマンスを発揮できなくなることが多いです。
なかには前十字靱帯が完全に断裂した状態でもパフォーマンスを維持できる選手もいますが、この後お話しする関節軟骨や半月板に合併症が起こる危険性があるため、スポーツ復帰を望む場合には、原則手術治療を行います。
前十字靱帯損傷によって膝が安定しない状態が続くと、クッションの役割をしている半月板や、関節軟骨に繰り返しの負荷がかかってしまいます。
その結果、半月板損傷が生じたり、関節軟骨の損傷による変形性膝関節症が生じたりします。
これらの合併症を防ぐためにも、前十字靱帯損傷と診断された場合には前十字靱帯を再建する手術を行う必要があります。
また、前十字靱帯を損傷すると、多くの場合関節内で出血が起こります。
MRI検査では、関節内血腫(関節内に血液が溜まること)の有無を確認することもできます。
原則は手術治療、手術ができない場合には保存療法を行う。
前十字靱帯損傷と診断された場合には、傷んだ靱帯を再建する手術治療を行います。
特にスポーツ復帰へ意欲がある方や、膝崩れや痛みなどの症状がある場合には、スポーツにおけるパフォーマンスを元に戻したり、関節軟骨や半月板の損傷を防いだりするために、原則手術治療を行います。
年齢などの問題や微細な損傷で手術適応でない場合は保存療法を行います。
手術前の期間には、手術後のリハビリテーションが円滑に行えるよう、理学療法士の指導のもと、関節可動域訓練や筋力訓練、不良動作の修正などを行います。
前十字靱帯損傷を予防するためには、以下のようなトレーニングや心がけを行うようにしましょう。
・太ももの筋肉を鍛える
前十字靱帯損傷を予防するためには、下肢の筋力トレーニングは必須です。
特に太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)と太ももの裏側の筋肉(ハムストリングス)を強化します。
・膝の動揺性を防ぐトレーニング(神経筋トレーニング)
前十字靱帯損傷は、膝を内側に捻る「外反」の肢位をとったときに受傷することが多いです。
そのため、スポーツ中に外反の肢位になりやすい方は、この肢位を防ぐために、膝の動揺性を防ぐ「神経筋トレーニング」を行います。
膝関節は股関節や足関節に挟まれているため、それぞれの関節の影響を受けやすく、膝周囲の筋力を補強するだけでは、不十分とされています。
受傷しづらい動きを身につけるためには、足関節・膝関節・股関節を連動させながら行う神経筋トレーニングが有効とされており、前十字靱帯損傷などの怪我を予防するために重要とされています。
当院では、西洋医学や東洋医学など多角的に症状がどこからきているのか全身見立てで、症状改善を図ります!
筋緊張を和らげるため、手技療法を加えて、全身的に体をよくします。
また、超音波、微弱電流、といった物理療法を個々の症状に合わせ疼痛緩和、早期回復を促進させます。
その後運動療法として再発防止、体の機能、使い方の向上のため、セルフストレッチ、チューブトレーニング、歩行や動作指導等、運動指導を行います!
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